調査シリーズ No.9
第6回 海外派遣勤務者の職業と生活に関する調査結果

平成 17年 10月4日

概要

海外の長期滞在者のうち、民間企業の関係者(配偶者、子女を含む)は約 37万人いるといわれています(外務省の海外在留邦人調査統計)。特にここ数年、進出企業の増加によって、中国では激増している状況です。本報告書は、日本企業から海外へ派遣される従業員およびその配偶者の派遣先国での労働条件、生活環境等について、総合的に把握することを目的に 2004年 10月に実施したアンケート調査の結果をまとめたものです。主な調査結果は以下の通りです。

なお、この調査は 1989年にはじめて実施し、今回が6回目となります。

〈海外派遣勤務者本人〉

・給与水準に対する満足度は前回 2002年調査に比べて、低下している。

・「自分のしていることに生きがいを感じる」について、最も平均値が高いのは中国、「自信を失っている」が相対的に高い地域は北アメリカ。

・現地での生活上のトラブル経験で、最も多いのは、「現地生活における病気やケガ」(46.7%)。「反日感情の言動や行動」は、全体では 10%強であるが、中国では20.2%と他地域よりも高い水準。

・帰任後の仕事上の不安で最も多いのは、「日本での仕事の進め方になじめない」(33.0 %)。帰任後の生活上の不安で最も多いのは、「子供の教育問題」(35.4%)。

〈配偶者〉

・今回の海外派遣勤務者の赴任に同行するまで「仕事をしていた」配偶者は31.2%で、仕事をしていた者のうち「正社員」は 48.3%。

・配偶者に現地での生活満足度について聞くと、住宅に関しては「大変満足」が2割近くを占めたが、医療、地域住民との関係に対しては、「大変満足」が1ケタ台にとどまった。

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調査部 国際研究交流課 03(5903)6274

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